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----生産者について-----
生産者「La Salorge de la Vertonne ラ・サロルジュ・ドゥ・ラ・ヴェルトンヌ」は、フランス西部ヴァンデ県は大西洋岸に位置するオロンヌ島の湿地帯にあります。2005年創業、2人で生産・販売をしているとても小さな作り手です。創業は最近ですが、塩田はなんと1500年も前からあるもの。50年前に塩作りが絶えてしまったそうですが塩作りに魅せられた彼らが再開発して復活させました。
塩田からできた塩は地元の朝市などで販売されるほか、チーズ職人や塩キャラメル屋さんなどで使われるなど、まさに地産地消。子供たちにも昔ながらの塩田を知ってもらうための体験学習なども行っています。
-----製造方法-----
利用するのは「太陽と風の力」だけ。塩田に海塩を引き込み、太陽と風の力で濃縮していきます。あとは手作業で出来上がった塩の結晶を収穫していきます。まさに海と自然からの恵みものなのです。
いつまでも余韻が残るうま味
Gros sel( グロセル)は粒が大きめの粗塩です。ミネラルを感じさせる複雑なうま味と甘み、口の中にはその余韻がずっと残ります。そのまま使う場合は煮込み料理やスープ、パスタを茹でる用のお塩など加熱する料理におすすめです。粒の粗さが気になる場合はミルなどで挽いてお使い下さい。フードプロセッサーをお持ちの方は、フードプロセッサーで一気に細かくしておくと便利です。
「塩の花」と「Gros sel(粗塩)」の違いについて
「塩の花」は塩田の表面に一番最初に浮かんでくる塩(塩の一番結晶)のことで、ミネラルの味わいが濃いです。全体量の3%ほどしか収穫できず、手作業で丁寧にすくい上げるため希少価値が高く価格も高くなります。細かいお塩なので使いやすいです。
一方で粗塩は、塩田の底に溜まって出来た塩です。全体量の97%を占めます。木でできた専用道具でかき集めます。白〜灰色がかった色は土質によるものです。北のほうに行くともっと濃い灰色になり、逆に南のほうだと黄色っぽくなります。こちらもミネラル豊富ですが、塩の花に比べるとややまろやかに感じるかもしれません。
ご注意:La Salorge de la Vertonneの塩は洗浄や精製などの加工処理を一切していませんので、石や粘土、海藻類が混入している場合があります。また、海水を原料としているため湿気で固まる場合があります。