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ワイン名: アンダースフレデリックスティーン3本セット
生産者:アンダース・フレデリック・スティーン
生産地:フランス/アルザス・ローヌ
品種等情報:各種以下の通りです
写真左から
①…and suddenly She had to go 2018(品種:グルナッシュ・ノワール)
②When a piece of pink rice paper hits the glow of a cigarette 2017(品種:ピノノワール)
③Jumping on a cable car to where the dreams go 2018(品種:ゲヴェルツトラミネール50%、ピノ・グリ50%)
こちらの3種類のワインは2021年にインポーターさんからリリースされ、弊社倉庫で5年寝かせていた逸品です。現時点でオンラインで購入できるところはおそらく無いものと思われます。当時の価格より以下当時のインポーターさんのコメントとなります
①グルナッシュ・ノワールをダイレクトプレスして色が出る前に抜いた、プレス初期の果汁を使用したもの。スーティラージュせず澱と共に古樽で発酵。発酵に2年近くかかり、2020年7月に瓶詰め。僅かに残糖があるため王冠で打栓していますが、現時点でもガスは感じられません。
薄濁りの淡い黄色。黄柑橘や白いメロン、白葡萄のマリネやお菓子のラムネを想わせるような香りに、飴のような甘やかな香りが仄かに加わります。発酵に時間がかかったことから、未だ若々しいフレッシュ感のある果実味と甘みが感じられます。白葡萄のマリネから果汁が溢れるようなジューシーな甘みや風味などをイメージさせる味わいは旨味を伴いながら口中を覆い、アフターには僅かながらバリック由来の芳ばしさが感じられます。揮発酸はやや高めですが、甘さ
や果実の印象、乳酸的なまろやかさや旨味感が強いことから、それらが絡み合うことにより調和のとれた甘酸っぱく可愛らしい味わいへ導いてくれています。
②ローラン・バーンワルトのピノ・ノワールを使用。全房と除梗した葡萄を50%づつ使用しプレス。ファイバータンクで発酵させ2018年1月にスーティラージュ、古樽で熟成。2019年5月瓶詰め。仄かにピンクがかった淡い煉瓦色。抜栓時は棗や赤い果実のドライフルーツ、ドライいちじく、仄かなカラメルの芳ばしさや黒糖、ラムレーズンなどの香りが感じられます。時間の経過で、さくらんぼや苺のコンポート、グレナデンなどの香りが引き立ち、芳ばしさやフュメ香はフルーツの印象に溶け込んでいきます。香りや風味はしっかりとしながらも、新鮮なりんごやザクロをかじったような引き締まった酸が感じられることで、口当たりは瑞々しささえ想わせる軽やかさでスムーズな飲み心地です。口中ではフレッシュ感を想わせる酸と香りに感じられる果実やフィーヌのような葡萄の果皮、甘栗のホクホクとした風味なども混ざりあい、それらが一体となった様子は複雑性やコク、奥行きを感じさせるミディアムな仕上がりです。
③ローラン・バーンワルトのゲヴェルツトラミネール50%、ピノ・グリ50%を使用。プレスの後、解放タンクで2日間軽く酸化させ、ファイバータンクに移し6ヶ月発酵、その後古樽で12ヶ月熟成。黄金色。ライチや白桃などを想わせる香り高い果実の香りに、ジャスミンや沈丁花などの魅力溢れる花々の香りが混ざります。芳香は強すぎることなく仄かな甘みや華やかさを感じさせます。柔らかく優しいタッチで芳醇な風味がゆっくりと広がり、徐々に柑橘のピールのような爽やかさを伴うほろ苦さが現れアクセントを与えます。また、軽く酸化させたことにより旨味感が格段にアップしているように感じ、乳酸的なまろやかさと共に味わい深さをもたらします。アルコール表記は15%と高めですが、伸びやかで芯のある酸があり果実味などとバランスが取れていることで、突出したアルコール感や収斂性などは感じられず、フルーティーさと旨みを兼ね備えた柔らかい飲み心地の辛口の仕上がりです。